芝大神宮
2013年は、伊勢神宮と出雲大社の遷宮がずいぶん話題となっている。伊勢神宮は20年に一度の「式年遷宮」大祭、出雲大社は60年に一度の「本殿遷座祭」が平成25年に行われることになり、最も注目を集めている2社とも言えるだろう。
女の神様と男の神様
日本には、神様がたくさん存在する。八百万の神（やおろずのかみ）という言葉が存在するほど、そこかしこに神様と呼ばれる存在がある。最近では、ちょっとしたことをやる人に向かって「カミじゃん!!」と言ったり、「カミが降りてきた〜」と言ったり、八百万どころか、1億2千万くらいの神が存在するようだが、神話が残せるほどになれば、後世に名も残せるに違いない。
その中でも、伊勢と出雲の神様は名の通った神様である。伊勢神宮は「天照大御神（あまてらすおおみかみ）」と「豊受大御神（とようけおおみかみ）」、出雲大社は「大国主大神（おおくにぬしのおおかみ）」が祭神として祭られている。難しいことは抜きにして、前者は女の神様、後者は男の神様。ともに豊穣の神様、そして縁結びの神様でもある。
東京大神宮
東京都内の分祠
実はこの2社は東京都内に分詞が存在する。縁結びのパワースポットとしていずれも有名になっている。
1.芝大神宮（東京都港区芝大門1-12-7）“関東のお伊勢さま”
2.東京大神宮（東京都千代田区富士見2-4-1）“東京のお伊勢さま”
3.出雲大社東京分祠（東京都港区六本木7-18-5）
出雲大社東京分祠
各神社についての詳細については別途触れるが、共通しているのは、いずれも交通の便のよい、超都心にあるということ。いずれの神社でも結婚式をあげるカップルが多いということ。末永い“縁”のお願いが多いということ。パワースポットの力のひとつとして、訪れる人々の“真摯さ”が、力の増幅源でもあるので、真面目にお願いする人が多い場所であればあるほど、その力は大きくなっていく。上記の3社は、真面目に恋人が欲しい、夫婦になりたい、家族を作りたいと心から願う人が多く集まる場所として、力を発揮しているのだ。
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