お祭・催事どんなところでも助けてくれる菩薩さま・六地蔵 お地蔵さまの正式名称は地蔵菩薩といい、人々を苦しみから救うために派遣された仏さまとして平安時代以降、日本で独特の進化を遂げている。幼くして亡くなった子どもたちは賽の河原で鬼たちから苦しめられている、と言われるが、そこから天国に引き上げてくれるのがお地蔵さまといわれている。そのため、子どもの守り神とも言われ、例えば水子地蔵などはその典型であり、幼子の鎮魂に大いに祀られる仏さまでもある。 2015.06.06 2024.08.16お祭・催事厄除け
お祭・催事老舗の和菓子店と神社仏閣の関係 和菓子の始まりは縄文時代まで遡れるようで、木の実を砕いてアクを抜き丸めたのがお団子の原型だという。茶の湯文化が発展するととに和菓子も進化し、時代とともに様々な素材や加工技術を取り入れて今に至っている。和菓子が存続できた理由のひとつに神社仏閣がある。大きな寺社のそばには、有名な和菓子の老舗が必ず存在するし、それらの寺社にちなんだ和菓子が作られていることも多い。 2022.06.15 2024.06.17お祭・催事
お祭・催事築地・波除神社から見た日本文化 ひどい話ではあるが、現在の築地本願寺(当時は西本願寺別院)が代替地として与えられたのは、八丁堀の沖。与えられた…といっても海の上である。どうしたかと言えば、当時大阪からやってきていた佃島の人々の手を借りて埋め立てたのである。この時、荒波のために工事は困難を極めたという。そんな時、海の中から光を放つ御神体がみつかり、これを祀ったところ波が収まった、という。これが「波除稲荷神社」のはじまりである。 2016.03.11 2024.05.15お祭・催事厄除け商売繁盛
お祭・催事世田谷で9体の阿弥陀さまに会う・九品仏浄真寺 人は死ぬとどうなるのか─。これは生きている人間は常に考えている問題のようである。宗教にはほとんどの場合「あの世」という概念がある。死んだ後の世界のことだ。仏教では、そこへ行く(往生する)時に生前の行いなどからあの世での扱いも9段階に分かれているとされている。まず大きく「上品」「中品」「下品」の3つに大別される。そして各品がまた「上生」「中生」「下生」に分かれる。つまり、9段階の一番上が「上品上生」、一番下が「下品下生」。どのランクに位置するのかで、死ぬとお迎えに来るものも連れて行かれる方法も違うらしい。 2016.06.23 2024.04.28お祭・催事厄除け
お祭・催事春はやっぱり桜見にでかけよう! 桜の花に関する記事を書こうと毎年思ってはいても、気がつくと開花していて、毎年、時すでに遅し!状態だったのですが、今年は東京以外はなんとなく例年より遅めの開花で、その上東京も開花から満開までがずいぶんと時間がかかる模様。今年を逃す手はないぞ!ということで、「鈴子的花見情報2017」でもご紹介したいと思います。 2017.03.27 2024.04.02お祭・催事
お祭・催事桃の神さまは貴重な神さま 3月3日は「ひなまつり」と呼ばれる女の子の日である。5月5日の端午の節句は、すでに男女平等との声から「こどもの日」と呼びかえられ、女の子もそこそこ楽しんだりしているが、ひなまつりは今でもかぎりなく女の子のお祭りであるようだ。 2017.03.02 2024.03.01お祭・催事
お祭・催事「一陽来復」の意味を考えてみる 昨日(21日)は冬至だった。北半球では1年で一番お日様が顔を出す時間が短かい日のことである。古代の暦では、この冬至を一年の始まりとしていた時代もあるそうだ。現代の暦では、ほとんどが年の瀬の区切り仕事で大わらわになっている時期なのだが、実は冬至は運を開くには大事な日なのである。 2016.12.20 2024.02.02お祭・催事金運
お祭・催事鈴子にとっての不忍池辯天堂 9月29日は、寛永寺不忍池辯天堂の巳成金でした。昨年は午後からの参拝だったので人出も多く落ち着かない気もしたので、今年は張り切って早朝から出かけてきました。朝6時すぎたころにお堂へ到着したのですがすでに行列が! 年に一度、ご本尊がご開帳されているお堂への昇殿の列です。…どうしようかなぁ、と悩みましたが今日は正面からのお参りだけで帰ることにしました。9年前は昼間に来ても昇殿も難しくなかったんだけど…と思いながら。 2019.10.02 2023.09.24お祭・催事金運
お祭・催事日蓮が残した全国の美しいお寺たち 10月13日は日蓮の命日である。日蓮は、鎌倉時代の高僧で日蓮宗の祖であり、なかなか波乱に富んだ人生を送り60歳で没した。(今の我々から)考えてみれば、短い人生であるが、幾度も生命の危機があり、むしろ病死とはいえ、よくぞ寿命をまっとうできたものだという怖いもの知らずの生きざまだった人物である。 2022.10.13 2023.09.02お祭・催事